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コラム

C-ROW代表の坂本が、業務に関係なく思いのままにコラムとして綴ります。

2013年2月7日 コラム一覧に戻る

木場ミドリアムで何をやっているのか?

最近Facebookという便利なツールができたおかげで、ふだんなかなかお会いできない方へも自分の近況をお知らせすることができるようになりました。
そういった方に久しぶりに会うと「木場公園には相変わらずよく行っているの?」とまず尋ねられます。
たしかに、木場公園のネタが多い…。
というわけで、改めて木場公園でお手伝いしているプロジェクトについて、このコラムを使って紹介することにします。

■木場ミドリアムをまちなか緑化の拠点に!
「東京都公園協会」では公園や霊園の維持管理だけでなく、民有地の緑化支援として基金を使ってやっています。民有地緑化促進の手法として「まちなか緑化」というプロジェクトを足かけ6年ぐらいお手伝いしています。
そのまちなか緑化の情報発信拠点として、木場公園南部に位置し、都市緑化植物園に隣接する「木場ミドリアム」を活用させてもらっています。。

■まちなか緑化のポイントは「一人一人の心地よさからまち全体の心地よさへ」
まずまち全体で緑化しよう!とか、将来像を描いて進めていくのが、まちづくりといわれる都市や地域の計画づくりのスタンダードとされています。
一方、まちなか緑化では、一人一人が、緑があることによって、涼しく過ごせたり、生活が良くなることにまず着眼しています。そうした一人一人が緑が暮らしの中にあるのは良いと感じ、それを形成する緑がまちへ少しずつつながっていくことで、結果としてまち全体をみどりで快適にしようという作戦です。。

■弊社の役割は、一人一人の声を聞きまちへつなげていくこと
この作戦を一人一人からご近所、そしてまち全体へつなげるために、弊社のファシリテーションといわれるつなぎ役として、ワークショップという話し合いの場に進行役として携わったり、プログラム全体の企画やさまざまな人が活躍しやすいよう計画づくりや下準備をしています。。

■木場ミドリアムでは、ボール拾い役!
木場ミドリアムでは、体感による緑の心地よさをわかりやすく伝えるための展示ボードが設置しているほか、みどりを身近に感じてもらい、みどりと公園を暮らしにつなげられればということで、様々なプログラムを行っています。その一つで、緑のカーテンづくりもあります。
ただ、弊社はみどりシロウトなので、みどりの専門家のNPOやボランティアグループの人達に講座や緑のカーテンづくりを中心的に行っていただき、それが滞りなく、みんなが楽しくできるように裏方仕事(事務局仕事?)=ボール拾いをしています。
時には、一緒にゴーヤーを収穫するなど、緑と関わることを自分自身体感した方が良いときもあるし、楽しそうなのでやってしまうときもあります。。

■地元での仕事
こうしてボール拾いをしていくなかで、すっかり木場公園の職員の方やボランティア団体の皆さんにも覚えていただけるようになりました。
今まで木場公園は、たまに家族と遊びに行く場所であったのが、第二の仕事場的になると、見る目も変わるモノ。こうしたことが、実はまちづくりの本質だったりするのかもと思う今日この頃です。

木場公園に立ち寄ったら、ちょっとC-ROWサカモトを探してみてください。そして気づいたことがあれば、ぜひご連絡ください。

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ファシリテーターとして多くの「まちづくり」「ワークショプ」に参画するプロフェッショナル「C-ROW」

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